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脳と成績と朝食

１．朝食

最近では朝食を食べない生活を送っている人が増えてきています。しかし、朝食を食べるか食べないかで大きな差が生まれます。

寝起きの身体は、人間の活動エネルギーとなるグルコースが不足している状態になっています。我々の身体は、たとえ睡眠中でも、脳からの指令を受けて生命維持活動を営んでいます。

生命維持活動にはグルコースが必要です。睡眠中は栄養補給がされないため、血液内のグルコースがどんどん使われていくからです。

脳に栄養を与えているのもグルコースです。脳は血液中のグルコースから栄養を補給しています。脳内への血液補給が、例えわずかな時間でも途絶えると危険な状態になるのはそのためです。

グルコースが不足すると、意欲・集中力・記憶力が低下します。脳の活動が鈍くなるからです。

記憶を司る海馬（詳しくは→脳のお話ページ）の栄養源もグルコースです。学業で好成績を修めている生徒の多くは、しっかりと朝食を食べています。

朝食を食べると、成績だけではなく病気予防にも効果があります。朝食を食べない生活習慣は避けましょう。

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