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目と英語

１．目と脳

目からの情報は、大脳皮質の後ろにある第一次視覚野に送られます。もちろん、その情報は目から入ります。目を動かす神経を目運動神経、目から入る光の情報を脳に送る神経を視神経と呼びます。この２つの神経はどちらも脳の神経です。目と脳は切っても切れない関係にあるのです。

（新潟大学医歯学総合病院眼科　高木峰夫先生のHPからお借りしました。問題があれば削除致します。）

目と脳がつながりを持っているので、見る行為は脳を刺激します。多く見ればみるほど脳を活性化させます。英語を覚えるには、出来るだけ多くの単語、文章を見ることが不可欠です。

長時間目を使っていると、目が疲れます。目の疲れは脳機能を低下し、能率が悪くなります。休憩で回復する眼疲労が蓄積すると、頭痛、目のかすみが続く眼精疲労に陥ります。視力低下の原因にもなります。

私の場合は疲労と受験のストレスにやられました。

高校受験を控えた中学３年生の時代です。夏休み前にクラブを引退した私は、猛勉強を始めました。毎日自宅と塾の往復でクタクタになりながらも、必死で勉強しました。

お陰で成績は伸びました。しかし、ある日遠くのものがぼやけて見えることに気づきました。視力が低下していたのです。わずかな期間でこれほども低下するとは夢にも思っていません。

無事第１希望の高校に入学しました。そこで視力検査を受けると、両目１．５→左０．３、右０．２まで落ちていました……

２０年近く経った今ではメガネが大親友です。私の親や兄は、相変わらず両目１．５の似非双眼鏡人間です。かなり羨ましいです。

疲労やストレスがたまった状態で英語の勉強をするのは避け、できるだけリラックスして勉強して下さい。あなたの目は大丈夫ですか？

誰にでもできる眼疲労解消法、予防法です。

モニターとの距離は７０ｃｍ前後にすること。
ノート・テキストとの適正距離を保つこと。
「小さく前へ倣え」の手の形をして、そのまま両手をパーにして下さい。パーのまま、手を縦に重ねる（左手の親指と右手の小指を合わせる、俗に言うET状態にする）。その重ねた両手がノート・テキストと目の適正距離です。
背筋が伸びるようにイスの高さを調節すること。
時々遠くを見たり目を閉じたりすること。
肩・首の筋肉が緊張しないように、時々、ストレッチをすること。