There is 構文の解説

1.There is 〜とは?

There is 〜は、「…に〜がある」という意味です。非常に使いやすい構文なので、必ず覚えて下さい。

この文は be動詞を使うので、考え方は >> be動詞 と同じです。ちなみに、この構文は >> 第5文型 です。

2.There is 〜の英作文

1 肯定文

There is ( are ) +物+場所

意味: 「…(場所)に〜(物)があります」

例文:
There is a book on the desk.
(机の上に本があります。)

過去形にする場合は be動詞を過去形にします。be動詞の過去形があいまいな人は >> be動詞過去形のページ もチェックしてみてくださいね。

例文:
There was a cat under the table.
(テーブルの下に猫がいました。)

>> 名詞が複数形 になる場合は、be動詞が are なることにご注意ください。

例文:
There are some books on the desk.
(机の上に数冊かの本があります。)

名詞が >> 不可算名詞 の場合は is ( was ) でOKです。

例文:
There is a little coffee in the cup.
(コップに少しコーヒーがあります。)

2 否定文

There is ( are ) not +物+場所

意味: 「…(場所)に〜(物)がありません」

>> be動詞の文 なので、否定文は be動詞の直後に not をつけます

[現在形]
There is not a book on the desk.
(机の上に本がありません。)

[過去形]
There was not a cat under the table.
(テーブルの下に猫がいませんでした。)

[複数形]
There are not any books on the desk.
(机の上に一冊も本がありません。)
※some を any にすることを忘れないで下さい。

3 疑問文

Is ( Are ) there +物+場所

意味: 「…(場所)に〜(物)がありません」

>> be動詞の文 なので、疑問文は be動詞を文頭に持っていきます。文末の ? も忘れないで下さいね。

[現在形]
Is there a book on the desk?
(机の上に本がありますか。)

[過去形]
Was there a cat under the table?
(テーブルの下に猫がいましたか。)

[複数形]
Are there any books on the desk?
(机の上に何冊か本がありますか。)
※some を any にすることを忘れないで下さい。

「はい」の場合

Yes, there is ( are ).

「いいえ」の場合

No, there is ( are ) not.

答え方は単純で、状況に応じて be動詞を変化すればOKです。

[現在形]
Is there a book on the desk?
(机の上に本がありますか。)
[答え]
Yes, there is.
(はい、あります。)
No, there is not.
(いいえ、ありません。)

[過去形]
Was there a cat under the table?
(テーブルの下に猫がいましたか。)
[答え]
Yes, there was
(はい、いました。)
No, there was not.
(いいえ、いませんでした。)

[複数形]
Are there any books on the desk?
(机の上に何冊か本がありますか。)
[答え]
Yes, there are.
(はい、あります。)
No, there are not.
(いいえ、ありません。)