有償の通訳ガイドが、無資格者でも可能に

先日、ニュースを観ていると、とても気になる記事が目に飛び込んできました。
その記事を簡単にまとめると、

「通訳案内士」の国家資格を持つ人にだけ認められてきた外国人旅行者への有償の通訳ガイドが、
無資格者でも担えるようになる。

というものでした。

今回の法改正に踏み切ったそもそもの理由が、
「通訳案内士が都市部に集中し、地方での人材確保が難しい」ということらしいです。

私は受験経験がありませんが、
過去に猛勉強して合格した方の中には、納得できない人もいるだろうと思います。

では、どのように「有資格者」と「無資格者」の区別をするのかというと、
通訳案内士のみが名乗れる名称があるようで、
この名称で、無資格者との差別化をするみたいですね。

みなさんはどう思いますか?


17年6月2日追記

英語系資格の将来

私は本を読むのが好きで、中でも、ビジネス書・自己啓発書を好んで読みます。
最近、これらの本に「IoT」「シンギュラリティ」「人工知能」といったキーワードがよく出てきます。
ざっくりと「いま、AIの発達が凄まじく、将来は多くの仕事をAIが取って代わりますよ」というものです。

その中に、翻訳サイトの精度向上が例の1つとして取り上げられていました。
ご存じの方も多いと思いますが、昔の翻訳サイトはひどかった(笑)。
英語→日本語に翻訳すると、ツッコミ所が満載の文章になったものです。

でも、いまネットにある無料翻訳を試してみると、20年前と比較すると大きく向上していることを実感できます。
ということは、いまより翻訳の精度がもっと向上すると、
「翻訳者」という職業が無くなり、同時に「翻訳系の検定」もなくなるのでしょうか・・?

英語の三大資格

話は少し変わりますが、『英語の三大資格』という言葉を聞いたことはありますか?
私が学生だった頃は、
・英検1級
・TOEIC900点以上
・通訳案内士
この3つの資格を『英語の三大資格』と呼び、英語で食べていくには必須だと言われていました。

あれから20年。。。時代が変わったように感じます。
恐らく、これからの時代は、この資格を取得するだけでは生き残れないだろうなぁ、と思っています。

以前は、「英検1級」という肩書で職に就けましたが、いまの時代は難しいのではないでしょうか。

これからの時代に必要な英語スキル

上記で触れた翻訳や英検などの「英語系資格・検定」を取得するだけではなく、
『自分の強み』を身につけることが必要になってきます。

約1年前、慶応大教授の竹中平蔵さんの講演を聞く機会がありましたが、
その中で竹中さんが「スパイキー」という言葉を使っていました。

スパイキーとは「とんがった」という意味で、
これからの世の中は、ある分野に特化した知識・能力を持つ人が生き残る、というものです。

わかりやすく例にすると、
例:
◯Aさん
・国70点
・社70点
・数70点
・理70点
・英70点
◯Bさん
・国40点
・社40点
・数40点
・理40点
・英100点
この場合、Bさんのほうが生き残れる、というイメージです(逆にわかりにくい?笑)

有償の通訳ガイドが、無資格者でも可能に

話を戻します。
結局は、

「通訳ガイド」+アルファ
「英検1級」+アルファ

などなど、「英語+アルファ」のスキルがある人材が生き残る世界になるような気がします。

この「アルファ」があれば、無資格者には負けないでしょうし、
翻訳の世界でも生き残れると思います。

資格取得がゴールではなく、その先にあるゴールのための「目的・手段」として上手に付き合ってほしいと思います。