ちょいデブ親父の英文法


第5文型

第5文型とは?open
第5文型は、「S+V+O+C」(主語+動詞+目的語+補語)の形をした文のことです。
第4文型の直接目的語(O)が補語(C)に変わった文型で、O=Cの形になるのが特徴です。
第4文型と混乱する人がたまにいますが、第4文型はS+V+O+Oの文でO≠Oであったのに対し、第5文型はS+V+O+Cの文でO=Cです。

ちなみに、Let's ~.やThere is ~.の文も第5文型です。
では、実際に第5文型の文を紹介していきます。

例文:
We call him Matcho.
(私たちは彼をマッチョと呼びます。)

この場合は、彼のあだ名が Matcho です。
ということは、

彼 ( him ) =マッチョ ( Matcho )
We call him Matcho.
・We=S
・call=V
・him=O
・Matcho=C

ということになります。
従って、O=C が成り立ちますので、これは第5文型という事がわかります。

では、次の例文です。

例文:
I named my dog Terminator.
(私はペットの犬にターミネーターと名づけました。)

I named my dog Terminator.
・I=S
・named=V
・my dog=O
・Terminator=C

この文は、「ペットの犬 ( my dog )」 = 「ターミネーター ( Terminator )」ですので、O=Cが成り立ちます。
よって、この文は第5文型です。
第5文型で使われる動詞open
第5文型で使われる動詞はある程度パターンが決まっています。
では、紹介したいと思います。

人(生き物)に何かをする動詞

上に出ている例文の call (呼ぶ)、name (名づける)もここに属します。
他には、 elect(選ぶ)などがあります。

例文:
They elected him chairperson.
(彼らは彼を議長に選びました。)

彼( him )=議長( chairperson )ですので、第5文型です。

頭のなかで思う動詞

ここでよく使う動詞は、

・think(思う)
・find(わかる)
・believe(信じる)等

です。
.
例文:
He thinks himself handsome.
(彼は自分がハンサムだと思っています。)

この場合、自分 ( himself ) =ハンサム ( handsome )となり、O=C で第5文型です。
では、find と believe でも例文を挙げますので、参考にして下さい。

例文:
I found it true.
O(それ)=C(真実)
(私はそれが真実だとわかりました。)

I believe her honest.
O(彼女)=C(正直)
(私は彼女は正直だろうと信じています。)

状態を変えたり維持したりする動詞

ここでよく使う動詞は、

・make(~にする)
・keep(~にしておく)
・leave(~にしておく)等

です。

例文:
The news made me happy.
(私はその知らせを聞いて喜びました。)

よくある例文です。
この場合、私 ( me ) =喜び ( happy )となり、O=Cで第5文型です。
直訳すると、「その知らせが私を喜ばせました。」となりますが、自然な日本語にしたほうがいいです。
では、残りの動詞の例文です。

例文:
Please keep the electric fan running.
O(扇風機)=C(ついたまま)
(扇風機をついたままにして下さい。)

Don't leave the light on.
O(電気)=C(ついたまま)
(電気をついたままにしてはいけません。)