ちょいデブ親父の英文法


疑問詞how

Howとは?open
how とは、「どのように」を表す単語です。
be動詞や一般動詞を伴うことが多く、また、決まった言い方も多くあります。
ここでは決まった言い方を中心に解説します。
すべてが重要な表現なので、じっくりと学習しましょう。
How+疑問文open
意味:「どのように~しますか」

これは、be動詞や一般動詞を理解していれば、すんなりと理解できると思います。
では、一般動詞の文を how の疑問文に変化させて、how の文を練習していきます。

例文:
You go to school by bus.
(あなたはバスで学校に行きます。)
まずはこの文を、普通に疑問文にします。

⇒まずは疑問文に
Do you go to school by bus?
(あなたはバスで学校に行きますか。)
Do を文頭に置いて疑問文が完成しました。

次は、
「あなたはバスで学校にいきますか。」
→「あなたはどのようにして学校にいきますか。」
に変化させます。「バスで→どのようにして」このように変化しますので、「by bus → how」に置き換えます。

⇒by bus→how に
Do you go to school how?
疑問詞は文頭に置かなければならないので、最後に、how を文頭に持っていって、

⇒howを文頭に
How do you go to school?
これで完成です。そして、答え方は「主語+述語~」です。

⇒答え方
I go to school by bus.
これでOKです。
ちなみに、交通手段は by+交通手段 で表現できます。
交通手段を表す場合、冠詞は不要です。
参考までに、過去形と3人称の例文を挙げておきます。

例文:
[過去形]
How did they go to Tokyo?
(彼らはどうやって東京に行きましたか。)
They went to Tokyo by plane.
(彼らは飛行機で東京に行きました。)
[3人称]
How does he go to the station?
(彼はどうやって駅に行きますか。)
He goes to the station by bike.
(彼は自転車で駅に行きます。)
How are you?open
意味:「元気ですか?」

これは最初に習う挨拶です。
学校の先生も、授業の始めにこの挨拶をするのではないでしょうか。
そして、これに対する返事は、

I'm fine, thank you. How are you?

意味:「元気です、ありがとう。あなたはどうですか。」

最後の「How are you?」を「And you?」と言う時もしばしばあります。
How do you do?open
意味:「はじめまして。」

これは初対面の人に挨拶するときに使う表現です。
決して「How are you?」と話し掛けないで下さい。
そして、これに対する返事は、

How do you do?

意味:「はじめまして。」

返事もまったく同じです。
また、これと同じ場面で使われる表現に、「Nice to meet you.」があります。
これも初対面の挨拶で使われるもので、返事も「Nice to meet you.」です。
How about+名詞,代名詞,動名詞?open
意味:「~はどうですか」

これはすごく便利な表現なので、ぜひ覚えて下さい。
会話形式で例を挙げます。

例文:
A: I like mathematics.
A: How about you?
B: I like it, too.
A: How about history?
B: I don't like it.
A: How about playing a game?
B: O.K.

日本語訳:
A: 私は数学が好きです。
A: あなたはどうですか。
B: 私も好きです。
A: 歴史はどうですか。
B: 好きではありません。
A: ゲームしませんか。
B: いいですよ。

このように、How about の後に言葉を続けるだけで、いろいろな場面で使えます。
How many+名詞の複数形+疑問文?open
意味:「いくつ~を…ますか」

これは必須項目です。
特にテストでは、名詞を複数形に変形させる問題がよくでます。
では、用法を例文で確認します。

例文:
You have two cats.
(あなたは猫を二匹飼っています。)
まずはこの文を、普通に疑問文にします。

⇒まずは疑問文に
Do you have two cats?
(あなたは猫を二匹飼っていますか。)

次は、
「あなたは猫を二匹飼っていますか。」
→「あなたは猫を何匹飼っていますか。」
に変化させます。「猫を二匹→猫を何匹」このように変化しますので、「two cats → how many cats」に置き換えます。

⇒two cats→how many catsに
Do you have how many cats?
最後に、 how many cats を文頭に持っていきます。

⇒how many catsを文頭に
How many cats do you have?
これで完成です。そして、答え方は「主語+述語~」です。
疑問文から判断して、主語と動詞を選択して下さい。
また、単に数字だけを答える場合もあります。

⇒答え方
I have two cats. (Two.)
では、もう一つ例文を挙げておきます。

例文:
How many hamburgers do you want?
(何個のハンバーガーが欲しいですか。)
Three, please.
(三個お願いします。)
ファーストフード店でよく聞く会話です。
How many+名詞の複数形+動詞~?open
意味:「いくつの~が…ですか」

このパターンは、「How many +名詞の複数形」の部分が主語になるパターンです。
Who の文と似ています。
ではいつものように例文で学習します。

例文:
150 students study at this school.
(150人の生徒がこの学校で学んでいます。)
まずはこの文を、普通に疑問文にします。

⇒まずは疑問文に
Do 150 students study at this school?
(150人の生徒がこの学校で学んでいますか。)

次は、
150人の生徒がこの学校で学んでいますか。」
→「何人の生徒がこの学校で学んでいますか。」
に変化させます。「150人の生徒が→何人の生徒が」このように変化しますので、「150 students → how many students」に置き換えます。

⇒150 students→how many studentsに
Do how many students study at this school?
「how many students」が主語になり、主語+述語の形になっているので、このパターンは Do がいりません。

⇒Doをとって
How many students study at this school?

これで完成です。では答え方です。

○数字+名詞(複数形)+do.
数字が2以上なら名詞は複数形にして下さい。
また、この do は動詞の繰り返しをさけるためのものです(代動詞)。
やはり、Who の文と似ています。

⇒ 答え方
150 students do.

少し難しいと思いますが、何回も問題を解いてマスターして下さい。
How long+動詞+主語?open
意味:「~の長さはどれくらいですか」

これはよく出てきます。
物や期間の長さを聞くときに使います。

答え方は、
○主語+動詞+数字.

では例文です。暗記して下さい。

例文:
How long is the bridge?
(その橋の長さはどれくらいですか。)

It's 800 meters long.
(800メートルです。)

How long is that rope?
(そのロープの長さはどれくらいですか。)

It's 1 meter long.
(1メートルです。)
How much+be動詞+主語?open
意味:「~はいくらですか」

これはよく出てきます。値段を聞くときに使います。

答え方は、
○主語+be動詞+数字+ yen.
「~は…円です」という意味です。では例文です。

例文:
How is this pen?
(このペンはいくらですか。)

It's 200 yen.
(200円です。)

How much are those apples?
(あれらのリンゴはいくらですか。)

They are 500 yen.
(500円です。)
How old+be動詞+主語?open
意味:「~は何歳ですか」

これはよく聞く表現です。
完全に暗記して下さい。

答え方は、

○主語+be動詞+数字+years old.

「~は…歳です」という意味です。
では例文です。

例文:
How old are you?
(あなたは何歳ですか。)

I'm 13 years old.
(私は13歳です。)

How old is he?
(彼は何歳ですか。)

He is 53 years old.
(彼は53歳です。)

How old is your brother?
(あなたの弟は何歳ですか。)

He is 7 years old.
(彼は7歳です。)
How tall+be動詞+主語?open
意味:「~の身長はいくつですか」

これは定期テスト等でよく出題されます。

答え方は、
○主語+be動詞+数字+ centimeters tall.
「~は…センチメートルです」という意味です。

最後の centimeters tall がポイントです。
最後の tall を忘れないで下さい。
meters tall(~メートルです)としてもOKです。
また、数字が1なら単数(centimeter , meter)にして下さい。

例文:
How tall are you?
(あなたの身長はいくつですか。)

I'm 165 centimeters tall.
(私は165センチメートルです。)

How tall is your sister?
(あなたの妹の身長はいくつですか。)

She is 1.21 meters tall.
(彼女は1.21メートルです。)
How high+be動詞+主語?open
意味:「~の高さはどれくらいですか」

この文も覚えておくと便利です。
人の高さ(身長)ではなく、建物等の高さを聞くときに使います。

答え方は、
○主語+be動詞+数字+centimeters high.

「~は…センチメートルです」という意味です。
centimeters → metersとしても構いません。
数字が1なら単数(centimeter , meter)にして下さい。
もちろん、最後の high を忘れないで下さい。

例文:
How high is Mt. Fuji?
(富士山の高さはどれくらいですか。)

It's 3776 meters high.
(3776メートルです。)

How high is that table?
(あのテーブルの高さはどれくらいですか。)

It's 85 centimeters high.
(85センチメートルです。)