ちょいデブ親父の英文法


関係代名詞とは?

関係代名詞の働きopen
関係代名詞自体に意味はありません。
関係代名詞は、2つの文をくっつける働きをします。
例えば、

「私は本を持っています。」
「その本は日本の文化についての本です。」

この2つの文、おかしい所は全然ありません。
でも皆さんなら、無意識に次のように言いませんか?

「私は日本の文化についての本を持っています。」

わざわざ2文にしなくても、1文で表せます。
このような場合に使うのが、関係代名詞なのです。
関係代名詞の格open
関係代名詞は、形容詞節をつくり、名詞を修飾します
そして、その文中の働きによって、3つの種類に分かれます。

・主格
・所有格
・目的格

これらの詳細は、それぞれの専用のページで詳しく解説しています。
先行詞open
関係代名詞は形容詞節をつくります。
そして、その形容詞節が名詞を修飾します。
この修飾される名詞を先行詞といいます。
関係代名詞の種類open
関係代名詞は2つの条件で決定されます。

・先行詞が人か人以外か
・関係代名詞がどんな格なのか

この2つの条件で使用する関係代名詞が決まります。

【先行詞が人】
・主格…who
・所有格…whose
・目的格…who(whom)

【先行詞が人以外】
・主格…which
・所有格…whose
・目的格…which

【どちらでも】
・主格…that
・所有格…-
・目的格…that

例えば先行詞が人で主格なら who を使います。
まずは関係代名詞のルールを暗記して下さい。

また、人の目的格は who と whom のどちらでも構いません。

ただ、目的格は省略できるので、who も whom も無い場合が多いです。
もちろん、目的格ならば、which, that も省略可能です。