mustとhave toの使い分け
- mustは主観的open
-
「~しなければならない」の基本的な意味は have to と同じですが、must は「主観的に~しなければならない」と思う場合に使います。
“主観的”ではピンとこないかもしれませんが、簡単には「個人的にそう思う場合」に使うのが must です。
また、must には「命令」の意味が含まれるので、使う場合には注意が必要です。
■例文1
I must buy a new car.
(新しい車を買わなければならない。)
You must go there.
(君はそこに行く必要がある。)
※命令の意味を含む
We must practice more.
(我々はもっと練習する必要がある。)
これらのように、自分自身が「~しなければならない」と感じる場合に must を使います。
ただ、下の例文のように例外もあります。
■例文2
All passengers must wear seat belts.
(シートベルトを着用すること。)
飛行機のシートに書いている文です。
この場合、「個人的に必要と感じるから」と当てはめるのには無理があります。
これは「ルールを表す must 」です。
乗り物・お店等に書かれている規則には must が使われているはずです。
- have toは客観的open
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「~しなければならない」の基本的な意味は must と同じですが、have to は「客観的に~しなければならない」場合に使います。
“客観的”ではピンとこないかもしれませんが、簡単には「誰もがそう思う場合」に使うのが have to です。
違いがよくわかるように、must の例文1を have to で表します。
■例文
I have to buy a new car.
(新しい車を買わなければならない。)
※誰がみても車が必要である場合
You have to go there.
(君はそこに行く必要があると思う。)
※待ち合わせをしている等、相手にとって必要がある場合
We have to practice more.
(我々はもっと練習する必要がある。)
※全く試合に勝てない等、明らかに練習不足である場合
これらのように、客観的に(相手にとって)「~しなければならない」と感じる場合に have to を使います。
must と have to を間違えて使っても、意味が全く伝わらないことはほとんどありませんが、このような違いがあることを覚えておくと便利です。