★形式主語It★
目次
■It+be動詞+形容詞+不定詞
■It+be動詞+形容詞+for人+不定詞
■主語+find it+形容詞+不定詞
名詞的用法で解説している通り、
My hobby is to collect stamps.
= To collect stamps is my hobby.
このように、第2文型は主語と目的語を入れ替えられることができます。
では、次のような場合はどうでしょうか。
例文:
To solve this equation+is+easy.
S+V+C
(この方程式を解くことは簡単です。)
この文のSとCを入れ替えてみると、
Easy is to solve this equation.
(簡単はこの方程式を解くことです。)
「…なんじゃこれ。」となってしまいます。
それもそのはず、形容詞は主語にはなれないからです。
こういう場合に、形式主語 it の出番です。
it を主語にして文を作ります。
作り方は、主語を It にして、不定詞の主語の部分を文末に持っていきます。
It is easy to solve this equation
これで完成です。
次は「人」がでるパターンです。
上のパターンと似ています。
上の例文を少し変えてやってみます。
例文:
To solve this equation is easy for him.
(彼にとってこの方程式を解くことは簡単です。)
「〜にとって」を表す場合は、「〜 for 」を使い、形容詞の直後に置きます。
作り方は、for があろうがなかろうが同じです。
主語を It にして、不定詞の主語の部分を文末に持っていきます。
It is easy for him to solve this equation.
非常によく出題されるパターンなので、必ず書き換えができるようにして下さい。
形式主語 it を使ったこの形も覚えて下さい。
find には「見つける」の意味以外に、「わかる」の意味があります。
例えば、
例文:
You+will find+the book+interesting.
S+V+O+C
(君はその本がおもしろいとわかるでしょう。)
この文は、O=C になっているので、S+V+O+Cの第5文型です。
この文を形式主語 it を使った文にしてみます。
このパターンで難しいのは、不定詞の動詞を補うことです。
それぞれの文に合った動詞を補わなければなりません。
この例文では、 the book とあるので、read を補います。
You will find the book interesting.
→ You will find it interesting to read the book.
このようにすることができます。
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