通訳技能検定（通検・V通検）　　2008.11で終了

１．通訳技能検定（通検・V通検）とは？

日本で唯一の通訳士認定試験です。２級以上の合格で通訳士の登録ができます。同じ通訳の試験でも、通訳案内士試験とは違い、国際会議や演説で同時通訳できる英語力と実践力が必要です。また、政治・経済の知識も問われますので、日頃から時事問題に精通しておかないといけません。

級は全部で７つありますが、合否判定で判断される級もありますので、受験できるテストは実質４種類です。最上級の１級は合格率がかなり低く、０％の年度もあります。半端な実力では合格しません。まず始めは、通訳として最初の一歩となるボランティア通訳検定（V通検）の合格を目指しましょう。

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２．試験概要

[通検１級]

演説・会議で正確な同時通訳・逐次通訳ができる者

１次試験

２級合格が１級の１次試験合格

（２級に合格しないと１級を受験できない）

２次試験　約１５０分

長文の英語スピーチを日本語へ逐次通訳

日本語を英語へ逐次通訳

３次試験　約２４０分

日本語⇔英語の同時通訳・逐次通訳

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[通検準１級]

１級に準ずる能力がある者

試験

１級の３次試験において、Aランクで不合格になった場合に与えられる

（準１級の試験はない）

[通検２級]

一般内容のスピーチを逐次通訳できる者

１次試験　筆記試験＋音声試験（約１２０分）

筆記試験（選択問題）

（読解、文法・語法、主旨把握、一般常識、英文和訳、和文英訳）

音声試験

（部分通訳　日英・英日）

２次試験　約１２０分

英語・日本語のスピーチ同時通訳筆記試験、および主旨把握

[通検準２級]

２級に準ずる能力がある者

試験

２級の２次試験において、Aランクで不合格になった場合に与えられる

（準２級の試験はない）

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[V通検A級]　約１５０分

スピーチや対話を通訳できる者

筆記試験（選択・記述問題）

読解、文法・語法、主旨把握、一般常識、和文英訳

音声試験（選択・記述問題）

部分通訳（日英・英日）

[V通検B級]　約１２０分

スピーチや対話の概要を理解できる者

筆記試験（選択問題）

読解、文法・語法、和文英訳

音声試験（選択問題）

部分通訳（日英・英日）

[V通検C級]

教育機関・団体用試験（個人受験不可）

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３．検定料

• 通検１級　…　１７０００円
• 通検２級　…　１２０００円
• V通検A級　…　６５００円
• V通検B級　…　４０００円

４．試験日

原則として年２回実施

• 春期　…　６月頃
• 秋期　…　１１月頃

５．試験会場

札幌・仙台・つくば・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇

６．申し込み方法

５つの中から選択

• 出願用紙と受験料を協会へ持参（月〜金、９：３０〜１７：３０）
• 銀行から送金し、出願用紙と振込票控えを協会へ郵送
• 郵便局から送金し、出願用紙と振込票控えを協会へ郵送
• 出願用紙と受験料を受験会場へ持参
• 書店で受験料を払い、領収書と出願用紙を協会へ郵送

７．問い合わせ先

日本通訳協会

URL　http://www.jipta.net/

TEL　03-5925-0531

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