定期テストの勉強の仕方
どのように勉強すればいいか
英語講師をしていた時代は、生徒から「定期テストの勉強の仕方がわからない」という相談をよく受けました。
同じような悩みを持っている学生さんは多いのではないでしょうか?
結論から言いますと、
「これだけやれば大丈夫!」というような、100%確実な方法は残念ながらありません。
理由は、学校の方針や先生の問題の好み、そして地域性なども関係してくるからです。
また、学校の科目によって、その勉強方法は変わってきます。
例えば、
・リーディング
・グラマー
などなど、学校で呼び方は変わりますが、
一言で「英語」と言っても、多くの科目があります。
このような理由で、どんな英語のテストでも90点以上取れるような、
「万能な英語の勉強の方法」というのは、なかなかありません。
最低限やるべき勉強
逆に「最低限これだけはやらないといけない」という内容はあります。
実際に私自身が中学〜高校で取り組んでいた英語の勉強方法で、
「リーディング」の授業(いわゆる『教科書』があって『1-1、1-2などの本文』に沿って進めていく授業)での学習方法です。
実際に学習塾でこの方法を指導した所、
どちらかと言うと「英語が苦手」の生徒の方に効果があり、
英語の点数が40点以下だった生徒層が、わずか2ヶ月で60点以上まで伸びました。
それでは、具体的に「どのように勉強をすればよいのか」お伝えしたいと思います。
特に「英語が苦手」という学生さんに実践してみてほしいです。
テキスト本文をすべて暗記する
定期テストは「◯ページから◯ページ」と範囲が決まっています。
その範囲内の本文をすべて暗記します。
こうすることで、
・穴埋め問題(新出単語や前置詞に多いパターン)
・並び替え問題(その章で初めて学習する文法項目に多いパターン)
・翻訳問題(熟語や以前学習した文法項目が絡でいることが多いパターン)
このような問題にも対応することができます。
単語のアクセントと発音を確認する
範囲内の本文をすべて暗記すると、結果的に新しい単語も覚えることになります。
単語の「スペル」と「意味」だけではなく、「アクセント」と「発音」もチェックします。
いかがですか?
今回紹介した勉強方法は、英語の成績が40点〜60点くらいの方に、特に効果があると思います。
もし伸び悩んでいる人は、試してみてください。
『暗記の仕方』や『成績が20点の人、90点の人に向けた勉強方法』などは、別の機会に紹介します。