保育英語検定について考えてみる

保育英語検定について考えてみる

保育英語検定とは

※2019年に「幼保英語検定」に名称が変更になりました。詳細はこちら

みなさん、「保育英語検定」という検定試験を聞いたことがありますか?

「英語が趣味だ!」と豪語しておきながら、
先日、初めてその存在を知ったわたくしであります(苦笑)

そこで、早速ネットで調べてみたところ、
・一般社団法人 保育英語検定が実施
・2011年からの試験らしい
・1〜6級まで、合計6つのレベル
・保育園の子ども相手の英語、に特化しているらしい
という検定試験みたいです。

気になる具体的な試験内容は、
「公開してはいけません!」ということらしく、
例えば過去問などをネット上で見つけることは出来ませんでした。

個人的には、
保育の英語なので、例えば「幼児語」や「その成長過程で必須となる専門用語」など、
これらを踏まえた対策が必要かな?と思いました。

また、両親が外国人の場合も当然あります。
・育児相談をしたり、
・保育園での様子の説明したり、
・日誌のようなものに献立や一言メッセージを書いたり、
などなど、お父さん・お母さんとのコミュニケーションも必要なので、
いわゆる『英語検定』とはちょっと毛色が異なり、けっこう難しいのかなぁ、という印象です。

保育英語検定の活かし方

まずは「現場での経験値」がモノを言う印象があるので、
この資格を最大限に活かすには、
「保育士」とのダブルライセンスが必須かなぁ、という気がします。

となると、キャリア的には
「保育士取得」→「保育英語検定取得」
という順番がいいのかな。。。

試しに、3つの転職サイトで「保育英語」のキーワードを検索したところ、
・エン転職 → ヒット0件
・マイナビ転職 → ヒット0件
・リクナビネクスト → ヒット2件(英語施設のバイリンガルスタッフ、インターナショナルスクールの園長さん)
という結果でした。

ほとんどヒットしなかったこれらの結果ですが、
まだまだ検定試験そのものの歴史が浅く、その認知度も低いと思いますので、
いまのところはしょうがないのかなぁ、というところです。

ちなみに、「保育士」のキーワードで同様に検索したところ、
・エン転職 → ヒット50件
・マイナビ転職 → ヒット143件
・リクナビネクスト → ヒット84件
上記の保育英語と比較すると、当然ですがヒットの数字が全然違いますね。
企業側からすると、
「保育士さん来てください!(英語が出来れば尚可)」
まだまだこんな感覚なのかもしれません。

将来の可能性を幅広く見積もる、いう意味では、
保育英検のみにお金と時間を集中投資するのではなく、
まずは「英語」の土台を築いて
「保育士」+「いわゆる英語検定2級あたり?」を目指して、
英語の下地ができたあとに「保育英検」を取得するのが得策だと思います。

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