TOEFL iBTの詳細

TOEFL iBTとは?

TOEFLは、世界中で実施されており、英語を母国語としない人が海外の大学・大学院での授業についてこられるだけの英語力があるのかを測るテストです。米国の非営利教育団体である Educational Testing Service が開発しました。

英語を母国語としない者が海外の大学などへ留学する場合、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア等の世界160カ国、11,500校以上の大学などでTOEFLスコアの提出が求められています。また、単位認定をする大学や企業内での海外派遣選考にも使われています。

テストは、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を測定します。
現在日本で実施されているのは「TOEFL iBT(インターネット版テスト)」です。すべての問題をコンピュータ上で解答します。

受験方法は、会場受験と自宅受験の2つから選べます。このページでは「会場受験」についてお伝えします。
なお、自宅で受ける場合は、一定の基準をクリアする必要があります。

試験概要

読む Reading

・出題:アカデミックな長文読解問題(各約700語)
 自然科学
 社会科学
 芸術など
・時間:54〜72分
・スコア:0〜30
・問題数:30〜40問

聞く Listening

・出題:
 講義形式で大問3〜4題
 会話形式で大問2〜3題
・時間:41〜57分
・スコア:0〜30
・問題数:28〜39問

話す Speaking

・回答方法:マイクを通して回答音声を録音
・出題:
 Independent task:1問(準備15秒・解答45秒)意見を述べる
 Integrated tasks】:3問 (解答60秒ずつ) 内容を要約して話す
(1)Read+Listen→Speak 2問(準備30秒・解答60秒)
(2)Listen→Speak 1問(準備20秒・解答60秒)
・時間:17分
・スコア:0〜30

書く Writing

・回答方法:タイピングで回答
・出題:
 Integrated task:要約してエッセイ形式で書く(150~225 words)
 Independent task:自分の意見を書く(300 words以上)
・時間:50分
・スコア:0〜30

試験日

月に2〜6回実施です。月で異なります。土日に開催されます。

受験料

・通常の申込み:US245ドル
・通常の申込み以降:US285ドル(会場に空きがある場合)

試験会場

日本全国で受験可能(一部都道府県を除く)
公式サイトでご確認ください。

申込み方法

まずはアカウントを作成します。その後、3つの方法から選択可能です。
1.受験案内を読む
2.アカウントを作成する
3.申込み
  アカウントからネット経由で申込み
  電話で申込み
  郵送で申込み

問合せ先

TOEFLテスト日本事務局
https://www.toefl-ibt.jp

似たような英語の資格・検定試験

留学向け資格一覧
IELTS
GMAT
GRE

【参考】英語 資格試験・検定試験 レベル比較表

CEFR

TOEIC

Listening & Reading

スコア

TOEIC

Speaking & Writing

スコア

実用英語技能検定

TOEFL

iBT

IELTS ケンブリッジ英語検定
  Listening Reading Speaking Writing        
C2 8.5-9.0 C2 Proficiency
C1 490〜 455〜 180〜 180〜 1級 95-120 7.0-8.0 C1 Advanced
B2 400〜 385〜 160〜 150〜 準1級 72-94 5.5-6.5 B2 First
B1 275〜 275〜 120〜 120〜 2級 42-71 4.0-5.0 B1 Preliminary
A2 110〜 115〜 90〜 70〜 準2級 A2 Key
A1 60〜 60〜 50〜 30〜 3-5級 A2 Flyers
※下記を元に管理人が作成しました。
文部科学省:各資格・検定試験とCEFRとの対照表(平成30年3月)
日本英語検定協会:英検とCEFRとの関連性について研究プロジェクト報告
ETS TOEIC:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表