観光英語検定試験

観光英語検定試験とは？

観光に絞った英語検定試験です。全体的なレベルはそれほど高くありません。とはいえ、「読む」「聞く」「書く」「話す」の実践的な総合英語力が必要です。

出題は、筆記・リスニング共に旅行や観光等に関する問題がメインです。
例えば、空港・交通・ホテル・観光・ショッピング等の実践的なコミュニケーション能力が求められます。
プラスして、観光に必須の国内外の文化・地理・歴史に関する出題もあります。

・将来的に観光業界での就職を目指している学生
・すでに観光業界で働いていてスキルアップを目指している社会人
・個人的に海外旅行をもっと楽したい人など

目的、目標に合わせてチャレンジしてください。

試験概要

1級

約8,000語の語彙力、正確な文法・構文（専修学校修了以上の学習内容を取得している。
または、最低2～3年以上の業務経験がある）の理解度をみる。
(1)海外で日本人客を接遇し、英語で添乗業務が出来る。
(2)国内で外国人に観光地や名所旧跡等を英語で通訳ガイドが出来る。
(3)国内のホテルや他の場所で外国人に英語で充分な接遇が出来る。
(4)海外における風俗習慣や国際儀礼等の異文化を英語を介して理解、かつ紹介出来る。

・検定料：10,000円
・受験資格：2級合格者（2019年以降に合格した者）
・試験時間：記述（10分）／ネイティブとの面談（10分）
・程度：TOEIC600-860、英検準1級〜1級
・出題の基本方針：以下の範囲での観光､旅行業に必要な実務英語
　場所：各種受付（旅行代理店、航空会社等）、空港､駅、ホテル、レストラン、税関、劇場等
　状況：苦情と謝罪、誤解と説明、要求と情報提供、予約および変更・キャンセル、電話応対、ガイド、病気、けが等
　文書等：手紙、申込書、ファクシミリ、チケット等
　専門知識：航空会社・旅行代理店・ホテル等で一般的に使用される略語や専門用語
　その他：世界の国々の文化や習慣、国際儀礼（プロトコール）

2級

約5,000語の語彙力、適切な文法・構文（高等学校修了程度の学習内容）の理解度を見る。
(1)海外で個人旅行をする時、個人で旅程を組み、乗り物やホテルの予約、また単独で観光や買物等を英語で対処することが出来る。
(2)国内で外国人に観光地や名所旧跡等を英語で紹介出来る。

・検定料：4,800円
・受験資格：誰でも
・試験時間：筆記（60分）／リスニング（約35分）
・程度：TOEIC470-600、英検2級
・出題の基本方針：予約関連業務、ホテル関連業務、出入国に関する手続き、機内放送等のアナウンス、食事、通貨、交通機関等、観光・旅行業に必要となる基本的な英語および英語による日常会話

3級

約3,000語の語彙力、基本的な文法・構文（高等学校中等学年程度の学習内容）の理解度をみる。
(1)海外グループ旅行の時、少数の同僚と一緒に英語を使って行動することが出来る。
(2)国内で外国人に道案内やパンフレット類を英語で説明出来る。

・検定料：3,800円
・受験資格：誰でも
・試験時間：筆記（60分）／リスニング（約35分）
・程度：TOEIC220-470、英検3級
・出題の基本方針：曜日、時刻､数字（単位含む）、英語の掲示やパンフレット、地名、世界と日本の観光名所、日本の祭りや年中行事また民芸品、あいさつ等、観光･旅行に必要となる初歩的な英語および英語による日常会話

試験日

原則、年に1回実施です。これまでの開催履歴から予測すると、10月の最終日曜日が試験日になる可能性が高いと思います。

試験会場

全国14都市にて開催（2022年）。ただし、1級は東京・大阪のみ。
〜2022年開催都市一覧〜
札幌市
仙台市
宇都宮市
東京23区内
横浜市
金沢市
名古屋市
大阪市
神戸市
広島市
松山市
福岡市
熊本市
那覇市

申込み方法

郵送でのみ受付け（2022年現在）
受験料を支払い、願書を観光英検センターに郵送

※願書はネットで請求できます。

問合せ先

全国語学ビジネス観光教育協会
https://kanko.zgb.gr.jp

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