例文満載の英文法

★形容詞的用法★


目次
形容詞的用法の意味
形容詞的用法の働き
形容詞的用法の文
1 形容詞的用法の英作文
2 注意すべき用法
○-thingの語
○to+動詞+前置詞

形容詞的用法の意味


「〜するための…」を意味する不定詞の用法を、形容詞的用法といいます。


形容詞的用法の働き


名詞・代名詞を修飾します。語順は、

・名詞+不定詞

このような順番になります。
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形容詞的用法の文

1 形容詞的用法の英作文


「〜するための…」を表す場合に使います。
例えば、

「私は車を直すための道具が欲しいです。」

この文の「車を直すための道具」を表現する場合に形容詞的用法を使います。
ここで注意すべき点は、順序が日本語とは逆になることです。

・「〜するための+名詞」(日本語)
・「名詞+〜するための」(英語)

このように、名詞を先に出さないといけません。

では実践です。上の例文を英作文します。

「私は車を直すための道具が欲しいです。」

まずは、「車を直すための道具」を英語に直します。
先ほど述べたように、「〜するための+名詞」の名詞が先に来ますので、この場合は道具を先に置きます。

(a tool)(to fix my car)
(道具)(車を直すための)

このような語順になります。
ここからはいつもの英作でOKです。

例文:
「私は車を直すための道具が欲しいです。」

⇒まずは単語に
(私は)(車を直すための道具が)(欲しいです)。
(I)(a tool to fix my car)(want)

⇒これを主語+述語+〜.に並べると、
I want a tool to fix my car.(完成)

これで完成です。
「〜するための…」の部分を to 不定詞で表現することを学んでいれば対応できると思います。

では次に、不定詞のある文とない文を見比べてみます。

例文:

[不定詞なし]
He bought a book.
(彼は本を買いました。)

[不定詞あり]
He bought a book to give her.
(彼は彼女にあげるための本を買いました。)

この2つを見比べたら分かると思いますが、「〜するための何か」を表す時は形容詞的用法を使って表現して下さい。
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2 注意すべき用法

○-thingの語


形容詞でも触れましたが、-thingの単語は「-thing+形容詞+不定詞」の語順になります。
間に形容詞が入ることに注意して下さい。例えば、

例文:
I want something to drink.
(私は何か飲み物が欲しいです。)

この文に「冷たい」を加えて次の文にするとします。
⇒「私は何か冷たい飲み物が欲しいです。」

ここでよく間違えるのが、cold の位置です。
必ず「-thing+形容詞+不定詞」の語順にして下さい。

○I want something cold to drink.
×I want something to cold drink.
(私は何か冷たい飲み物が欲しいです。)
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○to+動詞+前置詞


動詞の中には、前置詞が必要なものがあります。

例文:
I fight against them.
(私は敵である彼らに戦います。)

運動会での勇ましい台詞です。
しかし、1人では心細いので、仲間を探すことにしました。
その時に思った言葉が次の文です。

⇒「私は敵である彼らと共に戦う誰かが欲しいです。」

ではこの文を英作します。
形容詞的用法は「〜するための…」を表現できるので、この文の「共に戦う誰か」を英訳してみます。
1で学習した通り、名詞が先にきますので、

somebody to fight with

となります。ここで注目すべき点は、with が必要であることです。
なぜならば、

fight with〜=〜と共に戦う

という熟語になっているからです。
では全文を英作します。

例文:
「私は敵である彼らと共に戦う誰かが欲しいです。」

⇒まずは単語に
(私は)(敵である彼らと)
(I)(against them)

(共に戦う誰かが)(欲しいです)。
(somebody to fight with)(want)

⇒これを主語+述語+〜.に並べると、
I want somebody to fight with against them.(完成)

これで完成です。
このように、熟語になっている場合は前置詞も必要なので、不定詞にする場合は注意して下さい。


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