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耳と英語

１．利き耳

あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、実は、耳にも利き耳があります。人間の左半身は右脳が、右半身は左脳がコントロールしています。この関係と同じように、耳と脳の関係もクロスに働きます。よって、英語、すなわち論理的な力を伸ばすには、右耳を使って言語をコントロールする左脳を刺激させればいいわけです。

使いやすい耳、よく使う耳があなたの利き耳です。となりの部屋からゴソゴソ聞こえます、あなたはどちらの耳で聞耳をたてますか？また、イヤホンを使うときはどちらの耳を使いますか？など、普段のあなたの生活を思い出せばわかるはずです。もっとも、手と同様に、両利き耳の方もいらっしゃいます。

右耳で英語を聞けば左脳が刺激されるので、能率は上がるはずです。だからといって、普段の生活をすべて右耳に頼るのではなく、一方の耳だけを使って学習する場合（イヤホン装着時など）に右耳を意識して使いましょう。

左脳が話す行為と関係していますが、表現を豊かにするには、右脳も刺激する必要があります。

言葉を巧みに使い、さらに表現を豊かにするには、左脳・右脳の両脳を刺激しなければなりません。普段意識することのない利き耳を、意識的に変えてみてはいかがでしょうか。意識しなければ得られない刺激が受けられて、脳が活性化するはずです。

何があるでしょうか。リストアップしてみましょう。

自分の声をテープで聞いたことがありますか？すごく変に聞こえますです。発声時に聞こえるのは頭の中で反響している声なので、客観的に聞いてみると他人の声に聞こえます。

しかし、１度だまされたと思って聞いてみて下さい。恥ずかしさも然る事ながら、発音にビックリします。特に、普段からテレビなどのネイティブ発音を熱心に聞いてる方は唖然となるはずです。

日本語もそうですが、聞き取れない言葉は話せませんので、発音チェックも兼ねてやってみて下さい。始めは笑いが止まりませんよ。

さて、あなたの利き耳はどっちでしたか？これからは利き耳を意識して英語学習に励みましょう。次は発話（口）に関してのお話しです。

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