未来完了の解説

1.未来完了とは?

未来完了は「現在〜ある未来にまたがること」を表し、>> 現在完了 と同様に、「継続、経験、完了、結果」を意味します。

そして「ある未来」を指定するために、

・by 〜 … 〜までには
・by the time 〜 … 〜するまでには
・if 〜 … もし〜ならば

このような表現が用いられることが多いです。

2.未来完了の英作文

未来完了は高校で学習する単元なので、今このページをご覧の皆さんは、すでに現在完了を学んでいると思います。
実は未来完了の英作文は、現在完了とほとんど同じです。
現在完了では have を使いましたが、未来完了は will have を使います。

[肯定文]

主語+will have+過去分詞〜.

[否定文]

主語+will not have+過去分詞+〜.

[疑問文]

Will+主語+have+過去分詞+〜?

基本である「will have+過去分詞」を使って英作すれば問題ありません。
参考までに、4つの例文を紹介しておきます。

例文:

[継続]
I will have lived here for 20 years by next month.
(来月でここに20年住んでいることになる。)

[経験]
If you go to USJ again, you will have been there 10 times.
(もしまたUSJに行ったら、君は10回行ったことになる。)

[完了]
By the time I come home, my mother will have cooked dinner.
(私が帰るまでにはお母さんが夕食を作り終えているだろう。)

[結果]
If you play games, you will have failed the exam.
(もしゲームをしたら、君は試験に落ちるだろう。)

3.未来完了進行形

未来完了の継続が動作を表す時、動詞を進行形にします。
現在完了進行形との違いは、will が必要なことです。

・現在完了進行形 → have been -ing
・未来完了進行形 → will have been -ing

例文:
By ten thirty, we will have been watching TV for five hours.
(10時30分で、私たちは5時間テレビをずっと見ていることになる。)