Whatの解説

1.whatとは?

what とは、「何」を表す単語です
>> be動詞>> 一般動詞 を伴うことが多く、また、決まった言い方も多くあります。
ここでは決まった言い方を中心に解説したいと思います。

2.whatの英作文

1 時間の尋ね方(基礎編)

What time is it ( now )?

意味: 「今何時ですか。」

これは本当によく出題されるので要チェックです。
この文の発音が「掘った芋いじるな」と聞こえるので、これで覚えている方もいるかもしれません。

あと、この文は疑問文ですが、文の最後は下げ調子で読むことにも注意して下さいね。

では、この文の答え方も見ていきましょう。

It is +数字+( o’clock ).

これは「○時ちょうど」の時に使う表現です
最後の o’clock は省略できます。

例文:

[疑問文]
What time is it now?
(今何時ですか。)

[答え]
It is eight ( o’clock ).
(8時です。)

It is +時+分.

これは「○時×分」の時に使う表現です
「〜時ちょうど」で使う表現と違い、最後に o’clock はいりません。

例文:

[疑問文]
What time is it now?
(今何時ですか。)

[答え]
It is two thirty.
2時30分です。)

ここで注意することは、時間が何十何分になったときです
>> 数詞 のページでも説明していますが、「何十 − 何分」というように、ハイフンを忘れないようにしましょう。

例文:

[疑問文]
What time is it now?
(今何時ですか。)

[答え]
It is one forty-five.
1時45分です。)

It is noon.

これは「12時ちょうど」の時に使う表現です

例文:

[疑問文]
What time is it now?
(今何時ですか。)

[答え]
It is noon.
(昼の12時です。)

in the morning と in the afternoon

これは「午前」( in the morning ) と「午後」( in the afternoon ) を表す時に使う表現です
なお、「午前」を a.m. 「午後」を p.m. としても表すことができます。

・午前 = in the morning / a.m.
・午後 = in the afternoon / p.m.

ちなみに、a.m. と p.m. は以下の略語です。

・a.m. = ante meridiem
・p.m. = post meridiem

どちらもラテン語で、それぞれ「午前」と「午後」を意味します。
“meridiem”は正午を意味し、“ante”が前、“post”が後なので、それぞれ「午前」「午後」となります。

例文:

[疑問文]
What time is it now?
(今何時ですか。)

[答え]
It is seven in the morning.
= It is seven a.m.
午前7時です。)

[疑問文]
What time is it now?
(今何時ですか。)

[答え]
It is seven in the afternoon.
= It is seven p.m.
午後7時です。)

2 曜日の尋ね方

What day is ( it ) today?

What day of the week is ( it ) today?

意味: 「今日は何曜日ですか。」

どちらの文を使ってもOKです。
あと、それぞれ it は省略可能です。

week は「週」という意味なので、想像つきやすいかもしれませんね。

次は答え方です。答え方も2つ言い方があります。

It is +曜日.

Today is +曜日.

これのどちらで答えてもOKです。

例文:

[疑問文]
What day is ( it ) today?
(今日は何曜日ですか。)
[答え]
It is Wednesday.
水曜日です。)

[疑問文]
What day of the week is ( it ) today?
(今日は何曜日ですか。)
[答え]
Today is Saturday.
土曜日です。)

ちなみに、この曜日の言い方でよくある間違いは次の2つです。

「最初のアルファベットを大文字にしていない。」
「スペルを覚えていない。」

覚えるときは、この2点を意識すると良いと思います!

・日曜日 … Sunday
・月曜日 … Monday
・火曜日 … Tuesday
・水曜日 … Wednesday
・木曜日 … Thursday
・金曜日 … Friday
・土曜日 … Saturday

3 日付の尋ね方

What is the date today?

What day of the month is ( it ) today?

意味: 「今日は何月何日ですか。」

どちらの文を使ってもOKです。
あと、それぞれ it は省略可能です。
month は「月」という意味なので、想像つきやすいと思います。

次は答え方です。

It is +月+日.

答え方の注意点は数字です。
ただ単に数字で書き表しても構いませんが、アルファベットで表記する場合はスペルミスをしないように注意して下さい。その場合は、 >> 基数詞と序数詞 のどちらで表しても構いません。

・基数詞 = 普通の数字 1,2,3,4,,,
・序数詞 = 順序を表す数字 第1 / 2番 / 3位 など

例文:

[疑問文]
What is the date today?
= What day of the month is ( it ) today?
(今日は何曜日ですか。)

[答え]
It is 16.
= It is January sixteen.
= It is January sixteenth.
水曜日です。)

この曜日の言い方で皆さんがよく間違うのは次の2点です。

「月の最初を大文字にしていない。」
「月を覚えていない。」

覚えるときは、これらの点を意識してくださいね!

・1月 … January
・2月 … February
・3月 … March
・4月 … April
・5月 … May
・6月 … June
・7月 … July
・8月 … August
・9月 … September
・10月 … October
・11月 … November
・12月 … December

4 時間の尋ね方(応用編)

What time +疑問文

意味: 「何時に〜します(しました)か。」

ここでは、様々な場面で使える疑問文を紹介します。
>> 一般動詞現在形>> 一般動詞過去形 の疑問文に「What time」をつけると、英語表現の幅がいっそう広がります。

例文:

[What time +一般動詞現在形の疑問文]の形
What time + do you go to school?
(あなたは何時に学校に行きますか。)

[What time +一般動詞過去形の疑問文]の形
What time + did you get up this morning?
(あなたは今朝何時に起きましたか。)

日常でもよく使われる表現ですね。

次は答え方です。

主語+述語+at+時間.

意味:「〜時に…します。」

これは「時間がはっきりわかっている時」に使う表現です

例文:

[疑問文]
What time do you go to school?
(あなたは何時に学校に行きますか。)
[答え]
I go to school at eight twenty.
(私は8時20分に学校に行きます。)

[疑問文]
What time did you get up this morning?
(あなたは今朝何時に起きましたか。)
[答え]
I got up at seven thirty-five.
(私は7時35分に起きました。)

主語+述語+about+時間.

意味:「〜時ごろ…します。」

これは「時間がはっきりわからない時」に使う表現です

例文:

[疑問文]
What time do you go to school?
(あなたは何時に学校に行きますか。)
[答え]
I go to school about eight.
(私は8時ごろ学校に行きます。)

[疑問文]
What time did you get up this morning?
(あなたは今朝何時に起きましたか。)
[答え]
I got up about seven.
(私は7時ごろ起きました。)

疑問詞を含む疑問文は難しいイメージがあるかもしれません。
でも、細かくパーツ分けして考えると、それほどハードルが高くないと思います。
肩肘の力を抜いて、いい意味で気楽に考えてくださいね。