1.感嘆文の英作文
感嘆文は、「なんて〜なんでしょう!」と感情をこめた表現です。
感嘆文は「what」と「how」の2つの表現方法があり、次の2文はどちらも同じ意味になります。
・What a beautiful flower this is!
・How beautiful this flower is!
(これはなんて美しい花でしょう。)
1 What a ( an )+形容詞+名詞+主語+動詞!
1つめは What で始まる言い方で、名詞を強めます。最後の感嘆符(!)も忘れないようにして下さい。
例文:
What a smart boy he is!
(彼はなんて賢い少年でしょう。)
語順さえ覚えればシンプルだと思います。なお、名詞が複数形なら冠詞はいりません。
例文:
What expensive books he has!
(彼はなんて高価な本を持っているのでしょう。)
2 How+形容詞(副詞)+主語+動詞!
2つめは How で始まる言い方です。形容詞や副詞を強めます。こちらも感嘆符(!)が必要です。
例文:
How short this pencil is!
(この鉛筆はなんて短いのでしょう。)
3cmくらいの鉛筆を巧みに使っている人をたまにみかけます。「すごいなぁ〜」って感心させられます。
How の表現も、語順をしっかり覚えればそれほど難しくはないと思います。
理解のコツは、what と how のそれぞれの例文を一つずつ覚えてしまうことです。覚えた例文を型にして、必要に応じて単語だけを入れ替えて運用するイメージです。参考にしてください。
2.感嘆文の応用
1 主語+動詞の省略
感嘆文では、主語と動詞を省略することがあります。
○ What a ( an ) +形容詞!
例文:
What a high building!
(なんて高いビルでしょう。)
○ How+形容詞(副詞)!
例文:
How nice!
(なんてすてきでしょう。)
2 疑問文との区別
What, How で始まる疑問文と感嘆文を区別しなければなりません。しかし、文末の符号に注意すれば難しくありません。
○ 感嘆文…感嘆符で終わる
例文:
What a nice bag you have !
(あたなはなんてすてきなカバンを持っているのでしょう。)
How fast he can run!
(彼はなんて速く走れるのでしょう。)
○ 疑問文…疑問符で終わる
例文:
What book is that?
(あれは何の本ですか。)
How tall is she?
(彼女の身長はいくつですか。)
感嘆文は、どちらかというと女性がよく使います。また、強調したい場合は、わざわざ感嘆文せずに、通常の文章で強調したい語を強く発音するだけでも問題ありません。