接続詞(if, whether)の解説

1.if, whether の意味

if, whether は共に「〜かどうか」を意味し、that と同じように名詞節を作ります。ほとんどの場合、if と whether のどちらを使っても構いません。

例文:

I know whether you were sick.

= I know if you were sick.

(私は君が病気だったかどうかを知っている。)

2.if, whether の用法

if, whether は名詞節を作るので名詞と同じ働きをします。だから、「主語・補語・目的語」になることができます

1 主語になるパターン

○ It is … whether ( if ) 〜.

意味: 「〜かどうかは…だ」

「whether ( if ) 〜」をそのまま主語にしても構いませんが、主語になる場合は形式主語の it を用いるのが一般的です

例文:

[形式主語 It]

It is uncertain whether you studied.

形式主語         真主語

(君が勉強をしたかどうかはわからない。)

※こちらのほうが一般的です

[whether ( if ) 〜 をそのまま主語]

Whether you studied is uncertain.

      S     V   C

(君が勉強をしたかどうかはわからない。)

※形式主語 It を使うほうが一般的です

このように、形式主語 It を使っても使わなくても英作はできますが、It を使ったほうが一般的です。では、もう1つ例文を紹介します。

例文:

It isn’t problem whether you lost the game.

= It isn’t problem if you lost the game.

(君が試合に負けたかどうかは問題ではない。)

2 補語になるパターン

○ …+is+whether 〜.

意味: 「…は〜かどうかだ」

補語になる場合、通常 if は使いません

例文:

The problem is whether it rains.

   S   V     C

(問題は雨が降っているかどうかだ。)

The question is whether the door was locked.

   S   V     C

(問題はドアがカギをされていたかどうかです。)

3 目的語になるパターン

目的語になる場合は、通常2通りのパターンがあります。

○ 主語+動詞+whether ( if ) 〜.

意味: 「…が〜かどうかは‥」

例文:

I don’t know whether they were here.

S   V        O

= I don’t know if they were here.

(私は彼らがここにいたかどうか知らない。)

○ 主語+be+形容詞+whether ( if ) 〜.

意味: 「…が〜かどうかは‥」

例文:

I am not sure whether you didn’t do such a thing.

(私は君がそんなことをしてないかどうか確信してない。)