GMATとは?
MBA取得のための経営大学院に入学するために必要なテストです。英検やTOEICのような英語力を測るテストでは無く、MBAにふさわしい能力の有無を測るテストです。そのため、面接やリスニングのセクションはありません。英語力が高いことはもちろん、物事を短時間に正確に判断できる論理的思考力が必要です。
テストは大きく4つのパートから成り、トータル200-800のスコアで結果がでます。難関校に入るには600点は必要と言われています。対策を十分にしてテストに臨みましょう。
ちなみに、受験にはパスポートが必須です。ご注意ください。
目次
試験概要
Quantitative Reasoning
・制限時間:62分
・問題数:31問(択一)
・スコア:6-51
Verbal Reasoning
・制限時間:65分
・問題数:36問(択一)
・スコア:6-51
Integrated Reasoning
・制限時間:30分
・問題数:12問(択一)
・スコア:1-8
Analytical Writing Assessment
・制限時間:30分
・問題数:1問(記述)
・スコア:0-6
スコア
トータルスコアは、Quantitative Reasoning と Verbal Reasoning のスコアで算出されます。例えば、それぞれ満点(51)の場合はトータルスコア800といった具合です。
具体的な相関図は、「gmat score matrix」で検索すると色々と出てきますので参考になさってください。
試験日
毎月テストがあります。
ただ、受験の頻度や回数に制限がありますのでご注意ください。
・頻度の制限:12ヶ月で5回まで
・回数の制限:一生で8回まで
試験会場
東京・大阪・福岡
申込み方法
公式サイトからオンラインで申込み可能
https://www.mba.com/exams
問合せ先
Graduate Management Admission Council (GMAC)
https://www.mba.com/exams
【参考】英語 資格試験・検定試験 レベル比較表
CEFR |
TOEIC Listening & Reading スコア |
TOEIC Speaking & Writing スコア |
実用英語技能検定 |
TOEFL iBT |
IELTS | ケンブリッジ英語検定 | ||
Listening | Reading | Speaking | Writing | |||||
C2 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 8.5-9.0 | C2 Proficiency |
C1 | 490〜 | 455〜 | 180〜 | 180〜 | 1級 | 95-120 | 7.0-8.0 | C1 Advanced |
B2 | 400〜 | 385〜 | 160〜 | 150〜 | 準1級 | 72-94 | 5.5-6.5 | B2 First |
B1 | 275〜 | 275〜 | 120〜 | 120〜 | 2級 | 42-71 | 4.0-5.0 | B1 Preliminary |
A2 | 110〜 | 115〜 | 90〜 | 70〜 | 準2級 | ー | ー | A2 Key |
A1 | 60〜 | 60〜 | 50〜 | 30〜 | 3-5級 | ー | ー | A2 Flyers |
文部科学省:各資格・検定試験とCEFRとの対照表(平成30年3月)
日本英語検定協会:英検とCEFRとの関連性について研究プロジェクト報告
ETS TOEIC:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表