CBS(国際秘書)検定とは?
秘書を目指している方の検定試験です。
英語だけでなく、正しい日本語とビジネスマナーも試験対象になります。国際秘書を目指す方に必須の検定です。
CBS検定は、プライマリー試験を経てファイナル試験に望みます。
プライマリー試験を合格すると準CBS資格を取得でき、準CBS資格がないとファイナル試験を受験できません。ファイナル試験をパスして、晴れてCBS資格を認定されます。
取得までのステップは次のイメージです。
1.プライマリー試験に合格
2.ファイナル試験に合格
3.CBS認定!
試験概要
CBSプライマリー試験
・Part I:ビジネス実務(60分)
電話・来客応対
会議
出張
スケジュール管理
文書管理
慶弔・プロトコールの基礎知識
ビジネスの場で必要な日本語の言葉づかい・表現
ビジネス文書作成
・Part Ⅱ:ビジネス英語(60分)
電話・来客応対などのビジネス会話に必要な表現と丁寧表現
ビジネス文書に必要な語彙と文法の基礎知識
英文解釈
ライティング
・受験料:2科目で11,000円(1科目のみは7,000円)
・合否判定:各科目で70%以上の特典
・対象:誰でも受験可
・注意点:
初回は2科目(Part ⅠとPart Ⅱ)を一括受験しなければならない
2回目以降は不合格科目のみ受験可能
※ただし、最初の1科目合格から1年以内
CBSファイナル試験
・Part I:オフィス業務管理(90分)
秘書業務管理
レコードマネジメント
英文表記技法
リスニング
・Part Ⅱ:経営管理(90分)
経営・法律・会計の基礎知識
・Part Ⅲ:秘書実務(160分)
インバスケット方式にて実施
・Part Ⅳ:英語による個人面接(10分)
・受験料:4科目で22,000円
1科目のみはPart Ⅰ〜Ⅲが各¥8,000、Part Ⅳは¥7,000
・合否判定:各科目で70%以上の特典
・対象:CBSプライマリー試験合格者
・注意点:
4年以内に4科目に合格しなければならない
初年度は4科目を一括受験しなければならない
次年度からは不合格科目のみ受験可能
4年間で全科目に合格できなかった場合はイチから再受験
試験日
・プライマリー試験:年に2回、春と秋に実施
・ファイナル試験:年に1回、秋に実施
試験会場
・プライマリー試験:東京・大阪・名古屋
・ファイナル試験:Part Ⅰ〜Ⅲは東京、Part Ⅳの面接はオンライン(Zoom)
申込み方法
協会の申込みフォームに必要事項を入力して送信
問合せ先
一般財団法人日本秘書協会
https://www.hishokyokai.or.jp/cbs/
【参考】英語 資格試験・検定試験 レベル比較表
CEFR |
TOEIC Listening & Reading スコア |
TOEIC Speaking & Writing スコア |
実用英語技能検定 |
TOEFL iBT |
IELTS | ケンブリッジ英語検定 | ||
Listening | Reading | Speaking | Writing | |||||
C2 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 8.5-9.0 | C2 Proficiency |
C1 | 490〜 | 455〜 | 180〜 | 180〜 | 1級 | 95-120 | 7.0-8.0 | C1 Advanced |
B2 | 400〜 | 385〜 | 160〜 | 150〜 | 準1級 | 72-94 | 5.5-6.5 | B2 First |
B1 | 275〜 | 275〜 | 120〜 | 120〜 | 2級 | 42-71 | 4.0-5.0 | B1 Preliminary |
A2 | 110〜 | 115〜 | 90〜 | 70〜 | 準2級 | ー | ー | A2 Key |
A1 | 60〜 | 60〜 | 50〜 | 30〜 | 3-5級 | ー | ー | A2 Flyers |
文部科学省:各資格・検定試験とCEFRとの対照表(平成30年3月)
日本英語検定協会:英検とCEFRとの関連性について研究プロジェクト報告
ETS TOEIC:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表