複合関係代名詞の種類
・whoever 「だれでも」
・whichever 「どれでも」
・whatever 「なんでも」
の3つがあります。
複合関係代名詞は3つ
・whoever 「だれでも」
・whichever 「どれでも」
・whatever 「なんでも」
関係代名詞として名詞節を導く用法
名詞節を導くことは関係代名詞と同じです。異なる点は、先行詞をすでに含んでいることです。
それぞれ下記に書き換え可能です。
・whoever = anyone who
・whatever = anything that
では1つずつ見ていきます。
○ whoever
例文:
We employ whoever wishes to work.
= We employ anyone who wishes to work.
(働きたい者は誰でも雇います。)
また、whoever が目的格になれば、whomever を使います。
例文:
You can give it to whomever you like.
= You can give it to anyone whom you like.
(君が好きな人だれにでもそれをあげていいよ。)
○ whichever
例文:
Please take whichever you want.
(どれでも好きなものを取って下さい。)
また、whichever には直後に名詞が来るパターンもあります。これは、「any +名詞+ that」に書き換えられます。
例文:
I want to borrow whichever CDs you have.
= I want to borrow any CDs that you have.
(僕は君が持っているCDなら何でも借りたい。)
○ whatever
例文:
I’ll try to get whatever you want.
= I’ll try to get anything that you want.
(僕は君が望むものなら何でも手に入れてみせる。)
男前な台詞です。これは、whichever と同様に、whatever も時々直後に名詞が来ます。「any +名詞+ that」で書き換え可能です。
例文:
I want to buy whatever things you have.
= I want to buy any things that you have.
(私は君が持っているものを何でもいいから買いたい。)
なんだか怪しい文になってしまいました。。
譲歩を表す副詞節を導く用法
>> 複合関係副詞 と同じ用法です。
「〜にせよ、〜としても」の意味を表します。
これも次のように書き換えが可能です。
・whoever = no matter who
・whichever = no matter which
・whatever = no matter what
以下の例文を丸暗記して下さい。
例文:
Don’t open the door whoever may come.
= Don’t open the door no matter who will come.
(誰が来ようともそのドアは開けるな。)
Whichever you choose, you won’t regret.
= No matter which you choose, you won’t regret.
(どれを選んでも、君は後悔しないでしょう。)
I can’t believe you whatever you may say.
= I can’t believe you no matter what you may say.
(君が何を言おうとも、僕は君を信じられない。)