一般動詞現在形の解説

1.一般動詞とは

一般動詞とは、be動詞( am , is , are )以外の動詞です。

一般動詞の例
・study … 勉強する
・play … する
・speak … 話す
・go … 行く
・like … 好き
・want … 欲しい 等

また、be動詞は人称で変化しましたが、基本的に、一般動詞は変化しません。ちなみに、人称とは、

  • 1人称…私、僕、俺 etc ( am )
  • 2人称…あなた、君 etc ( are )
  • 3人称…上記以外全部 ( is )

このように分類されます。必ず覚えて下さい。

2.一般動詞の英作文

1 肯定文

主語+述語(一般動詞)+〜.

例文: 私は英語を勉強します。

⇒ まずは単語に

私は  英語を 勉強します。
( I )  ( English )  ( study ).

⇒ これを 主語+述語+〜. に並べると、

I study English.(完成)

どうですか?それほど難しくはないと思います。もう一問やってみます。

例文: あなたはテニスをします。

⇒ まずは単語に

あなたは テニスを  します。
( You )  ( tennis )  ( play ).

⇒ これを 主語+述語+〜. に並べると、

You play tennis.(完成)

be動詞の項目でも述べましたが、単語力がないと解けません。日ごろから勉強して、単語を毎日一つずつ、しっかりと覚えて下さい。

では、次は否定文に入ります。

2 否定文

主語+do not ( don’t )+述語(一般動詞)+ 〜.

否定文は「〜でない」を表し、not が「〜でない」の意味です。また、「do not」を「don’t」に短縮してもかまいません。

注意すべき点は、be動詞の否定文は not を be動詞の直後に置きましたが、一般動詞の否定文は動詞の直前に do not を置くことです。

例文: 私は英語を勉強しません。

⇒ まずは単語に

私は  英語を   勉強し   ません。
( I )  ( English )  ( study )  ( do not ).

⇒ これを主語+ do not +述語+〜.に並べると、

I do not study English.(完成)
( = I don’t study English. )

これで完成です。

動詞の直前に do not を置いて下さい

では、もっと簡単にもう一問

例文: あなたはテニスをします。
( You play tennis. )

上で出てきた例文です。

これを否定文にしてみます。

またまた述べますが、

動詞の直前に do not を置くだけです。

⇒ 動詞の直前に do not を置くだけ

You do not play tennis.
( = You don’t play tennis. )

(あなたはテニスをしません。)

be動詞と一般動詞の疑問文の違いがわかりましたか?be動詞は直後に not 、一般動詞は直前に do not です。以下に例文を挙げるので、違いをよく観察してください。

例文: be動詞

[肯定文]

I am a student.
(私は生徒です。)

[否定文]

I am not a student.
(私は生徒ではありません。)

[肯定文]

You are a teacher.
(あなたは先生です。)

[否定文]

You are not a teacher.
(あなたは先生ではありません。)

例文: 一般動詞

[肯定文]

I speak English.
(私は英語を話します。)

[否定文]

I do not speak English.
(私は英語を話しません。)

[肯定文]

You have a car.
(あなたは車を持っています。)

[否定文]

You do not have a car.
(あなたは車を持っていません。)

be動詞と一般動詞の否定文の違いを理解してください。

3 疑問文

Do +主語+述語(一般動詞)+ 〜?

疑問文は、「〜ですか。」 「〜いますか。」を表す文です。Doを文頭に持っていくだけで疑問文が完成します。ピリオドを?にすることも忘れないで下さい。

では、疑問文とその答え方の例文です。

例文: You speak English.
(あなたは英語を話します。)

疑問文:

Do you speak English?
(あなたは英語を話しますか。)

このように、Doを文頭に置くだけで疑問文ができました。次は答え方です。

「はい」の場合

Yes, +主語+do.

「いいえ」の場合

No, +主語+do not ( don’t ).

すぐ上の疑問文に答えてみます。

Yes, I do. (はい、話します。)

No, I do not ( don’t). (いいえ、話しません。)

be動詞と同じく、疑問文と答えでは主語が変わっています。質問する人と答える人の立場を考えながら、落ち着いて答えて下さい。

チェックポイント

最後にまとめとして、よくしてしまうミスを紹介します。英作文をする時に、一般動詞に慣れないうちは、be動詞と一般動詞の疑問文を一緒にしてしまう人が多いです。しっかり練習して、きちんと区別できるようになって下さい。その例文を挙げておきますので、違いを把握して下さい。

be動詞の文はbe動詞を文頭に

[肯定文]

You are a student.
(あなたは生徒です。)

[疑問文]

Are you a student?
(あなたは生徒ですか。)

一般動詞の文はDoを文頭に

[肯定文]

You study math.
(あなたは数学を勉強します。)

[疑問文]

Do you study math?
(あなたは数学を勉強しますか。)