数詞の解説

1.数詞とは?

数詞とは、数を表す基数詞と、順序を表す序数詞のことです。

・基数詞=数を表す
・序数詞=順序を表す

テストではもちろんですが、日常の生活でも使います。テレビ・ニュース・買い物・学校 etc、数字が出てこない日はないくらいです。何回も見て・書いて・話して、脳に染み込ませてしまいましょう!

2.基数詞の用法

基数詞とは、「1,2,3…」や「1個、2個、3個…」などの数を表すときに使う語です。

1 数字

基礎となる数字

1〜1000まで覚えると、そのあとは応用で1億くらいまではすんなり頭に入ります。パターン化して覚えちゃいましょう。

まずは、1〜20と100までの10区切りの数、そして1000を紹介します。

・1 … one
・2 … two
・3 … three
・4 … four
・5 … five
・6 … six
・7 … seven
・8 … eight
・9 … nine
・10 … ten
・11 … eleven
・12 … twelve
・13 … thirteen
・14 … fourteen
・15 … fifteen
・16 … sixteen
・17 … seventeen
・18 … eighteen
・19 … nineteen
・20 … twenty
・30 … thirty
・40 … forty
・50 … fifty
・60 … sixty
・70 … seventy
・80 … eighty
・90 … ninety
・100 … hundred
・1000 … thousand

これが基本となりますので、覚えてしまいましょう。

イギリス英語とアメリカ英語で多少の違いがありますが、もっと大きな単位もあります。

・1000000 … million
・1000000000 … billion
・1000000000000 … trillion

日常生活でこれだけ大きい単位を使うことはあまりないかもしれませんが、だからこそテストなどで出題されやすい傾向があります。要チェックです!

二桁の数字

上で紹介した以外の二桁の数字の表し方です。十の単位の数と一の単位の数をハイフン( – )でつないで表します。例えば「21」だと次のように表します。

・21=twenty-one

このハイフンを忘れてしまう方が非常に多いので注意して下さいね。では、他の数字の例です。要領さえつかめばすぐにできると思います。

・22 … twenty-two
・34 … thirty-four
・88 … eighty-eight

三桁の数字

100以上の三桁の数字の表し方です。100がいくつあるのかを表します。例えば「200」だと次のように表します。

・200=100が2つ=two hundred

これでOKです。この要領で、300や400も表せます。

・300=100が3つ=three hundred
・400=100が4つ=four hundred

そしてこの三桁の表し方と二桁の表し方をくっつけることで、複雑な三桁の数字を表すことが出来ます。

・143=one hundred ( and ) forty-three

この hundred 直後の and は省略可能です。基礎となる数字を覚えていれば表せますので、表し方と共に基礎の数字を覚えて下さい。以下、事例です。

・428 … four hundred ( and ) twenty-eight
・712 … seven hundred ( and ) twelve
・901 … nine hundred ( and ) one

四桁の数字

1000以外の四桁の数字の表し方です。1000がいくつあるのかを表します。例えば「2000」だと次のように表します。

・200=1000が2つ=two thousand

これでOKです。この要領で、3000や4000も表せます。

・3000=1000が3つ=three thousand
・4000=1000が4つ=four thousand

そしてこの四桁の表し方と三桁・二桁の表し方をくっつけることで、複雑な数字を表すことが出来ます。

・9265=9000+200+60+5
9265=nine thousand two hundred ( and ) sixty-five

なお、この hundred 直後の and は省略可能です。基礎となる数字を覚えていれば表せますので、表し方と共に基礎の数字を覚えて下さい。以下事例です。

・1001 … one thousand ( and ) one
・2500 … two thousand five hundred
・5013 … five thousand ( and ) thirteen

五桁以上の数字

10000以上の数字の表し方です。1000がいくつあるのかを表します。例えば「10000」だと次のように表します。

・10000=1000が10こ=ten thousand

これでOKです。100000だと次になります。

・100000=1000が100こ=one hundred thousand

そして上記で解説している数字の表し方を組み合わせることで、複雑な数字を表すことが出来ます。

・462292=four hundred sixty-two thousand two hundred ninety-two

このように、二桁〜四桁の数字の表し方を組み合わせることで大きな数字を表すことができます。

ちなみに、1000000(百万)になると、million を使って表します。「5 大きい数字」で紹介しています。

2 年号

年号は、基本的に最初と最後の二桁ずつに区切ります。

例:

・1995年=19+95=nineteen ninety-five
・2000年=2000でOK=two thousand
・2009年=2000+9=two thousand nine

3 日付

>> whatのページ でも少し触れていますが、日付は基数詞・序数詞のどちらでもOKです

例:

・3月6日=March six ( sixth )
・8月12日=August twelve ( twelfth )
・11月28日=November twenty-eight ( twenty-eighth )

4 電話番号

電話番号は、1つずつ数字を読みます。ただし、0 ( zero ) は ou(オウ:アルファベットの O と同じ発音)と読むときがあります。

例: 1241−0092
one two four one ou ou nine two

5 大きい数字

大きい数字は、100ずつ区切って、それぞれの単位に合わせて読みます

678,553,912 のように、大きな数字を3桁でコンマで区切っているのを見たことがありませんか?実は、このコンマが大きなカギを握っています。このコンマは英語の単位にピッタリ合っているのです。

例: 678,553,912

6 7 8  ,  5 5 3  ,  9 1 2

million      thousand      一

上記のように区分します。これは、

・millionが678こ
・thousandが553こ
・そして912

の合計であることを意味します。よって次の表記になります。

six hundred ( and ) seventy-eight million, five hundred ( and ) fifty-three thousand, nine hundred ( and ) twelve

それにしても長いですね。。

6 小数

小数は、小数点までは普通に、小数点は point、小数点以下は1桁ずつ読みます

例: 1422.938

one thousand four hundred ( and ) twenty-two point nine three eight

7 分数

分数は、分子は基数詞、分母は序数詞。そして分子が2以上の時は、分母の序数詞は複数形で読みます

例:
・3分の1=one third
・7分の2=two sevenths
・5と9分の4=five and four ninths

また、2分の1と4分の1には特別な言い方があるのでチェックしておきましょう。

・2分の1=one half
・4分の1=one quarter

3.序数詞の用法

序数詞とは、「第1、第2、第3…」や「1番、2番、3番…」など順番を表すときに使う語です。

序数詞の基本は、基数詞に -th をつけます。ただいくつか例外もあるので、これは慣れて覚えていくしかありません。

基礎となる序数詞

1〜20と100までの10区切りの数、そして1000を紹介します。
これらが基本となりますので、確実に暗記していきましょう。

・第1の … first
・第2の … second
・第3の … third
・第4の … fourth
・第5の … fifth
・第6の … sixth
・第7の … seventh
・第8の … eighth
・第9の … ninth
・第10の … tenth
・第11の … eleventh
・第12の … twelfth
・第13の … thirteenth
・第14の … fourteenth
・第15の … fifteenth
・第16の … sixteenth
・第17の … seventeenth
・第18の … eighteenth
・第19の … nineteenth
・第20の … twentieth
・第30の … thirtieth
・第40の … fortieth
・第50の … fiftieth
・第60の … sixtieth
・第70の … seventieth
・第80の … eightieth
・第90の … ninetieth
・第100の … hundredth
・第1000の … thousandth

もっと大きな単位は次のようになります。

・第1000000の … millionth
・第1000000000の … billionth
・第1000000000000の … trillionth

二桁以上の序数詞

二桁以上の数字の序数詞は、基本は数詞と同じ表し方で、最後の数字だけを序数詞にすればOKです

例:

21=twenty-one
第21の=twenty-first

88=eighty-eight
第88の=eighty-eighth

143=one hundred ( and ) forty-three
第143の=one hundred ( and ) forty-third

9211=nine thousand two hundred ( and ) eleven
第9211の=nine thousand two hundred ( and ) eleventh

21=twenty-one
第21の=twenty-first

このようになります。

テストでよく出る序数詞

テストで必ずといっていいほど出題される序数詞を紹介します。特に注意して覚えて下さい。

・fifth … ve を f に変えて th
・twelfth … ve を f に変えて th
・eighth … h だけをつければOK
・ninth … nineth としてしまいがち

これら4つは、出題頻度が非常に高いものです。注意してくださいね。